鳥垣 英子『金魚』 728×910mm、岩絵の具、墨、和紙 |
鳥垣 英子 [日本画部] Eiko TORIGAKI
感情の動きや、いのちあるものが動いた軌跡や動く道すじに誘われるように形を描くとラインは饒舌を通り越して鬱陶しいほどになることもあれば、すがりつきたいほどシンプルになることもあります。形を表したり閉じこめたり隠したりしながら、常に感じるファンタジーを私の中でリアルにしていきます。描きたいのは今を生きる、いのちの時間です。
「金魚」では、何層にもゆらぐように重なる時間幕のむこうにある、あたたかい微笑みに繋がる記憶をイメージして描きました。
1958年大阪生まれ。1979年〜現代童画会出品。現在、委員。2003年 現代童画大賞(都知事賞他)。2004年 新美術新聞「フェイス21世紀」。グループ展多数(国内・海外)個展多数(ARTdeART-VIEW,K'sGallery,artTruth他)。
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